人事が教える!エントリーシートに書いて欲しいこと。
こんにちは!しぶちゃんねるです。
今回はエントリーシートに関する内容第二弾です!
前回の記事、「人事が教える!エントリーシートの書き方」でも紹介しましたが、やはり「エントリーシートに書く内容がない…」と途方に暮れている方も多いそう。
なので今回は「エントリーシートに書いて欲しいこと」、つまり私たち人事などの採用に携わる側が知りたいことを
・志望動機
・自己PR
の項目ごとに、ご紹介したいと思います!
・志望動機について
必ず聞かれることですが、何社もエントリーシートを書いている就活生にとっては「正直、特に思い入れはない」「給与とか福利厚生がよかったから」「華やかな業界だから」「なんとなく」という理由が多いのかもしれません。
ですが全く理由が無いということはありませんよね?せっかく時間をかけてエントリーシートを書くのですから、ちょっとでもこの会社が気になった理由を分析してみましょう。
大事なのは
「自分が仕事をする上での目標」
そして
「そのためにはこの会社でなければならない」
という点です。
目標は「入社すること」ではなく、「会社に入って〇〇がしたいから」という気持ちを伝えましょう。
「この会社に入社すること」に対してボールを投げるより、「入社してこんなことがやりたい!」という目標に向かっている方がボールを遠く投げられますよね。そのイメージを持って自分の思いを伝えましょう!
・自己PR
自己PR、難しいですよね。私も悩んだ覚えがあります。
採用する側になって、自己PRで聞きたいと思うことは
「いままでに得た経験・結果」だけでなく、「どうしてそれができたのか」という点です。
たとえば「県大会で優勝した」「学生団体のイベントを成功させた」だけでなく、そこで目標達成のためにどんな問題解決をしたのか、という点を知りたいのです。
その問題解決にあたり、あなたのどんな長所が活かされたのかをスマートにまとめましょう。
簡単な例文ですがAとBを比べてみてください。
A:私の強みは粘り強さです。所属していたサークルで活動方針について揉めたことがありました。a派とb派でサークル自体が分裂しかけましたが、私と仲間数名が仲裁に入り、互いの意見について議論させる場を設け、お互いが納得できる方針が定まりました。最初は半ばあきらめていましたが、粘り強く互いの話を聞き、少しずつ問題点も見え始めたことで、解決につながったのだと思います。私はそれから最初はうまくいかなくても粘り強く物事に取り組むようになりました。
B:私の強みは粘り強さです。所属していたサークルで活動方針について揉めたことがあり、私はa派とb派の仲裁を仲間数名と行いました。互いの意見をまとめるため、グループの中心メンバーだけでなく、1人ひとりに丁寧にヒアリングし、本当の問題点はどこにあるのかを分析しました。すると90%のメンバーは分裂を望んでいないこと、60%のメンバーが折衷案に賛成という事実が浮かび上がってきました。大きな声だけでなく、小さな声も粘り強く集めていったおかげで問題点が明確になり、解決につながりました。
Bの見本が大正解!というわけではありませんが、どちらかというとBの方が具体的でわかりやすいですよね。
どちらも問題解決のためにお互いの話を聞いた、という事実は同じですがそのために「1人ひとりにヒアリングし、問題点について分析した」という問題解決への具体的な行動が伝わってきます。
・さいごに
いかがでしたか?
今回は少し丁寧にエントリーシートに関する内容を紹介しました。
が!
あまりにもフォーマット通りの当たり障りのない内容は印象にすら残りませんのでご注意を!かといって、奇をてらった書き方をすれば良い訳では無いので難しいところかもしれませんが・・・
まずは一度書いてみて、色んな人に見せて、率直な意見をもらうのが一番です!
Wizの説明会でも「添削してほしい!」という方がいれば相談にのりますのでお声掛けくださいね。
また、今回お話した考え方はあくまで一例であって、業種・企業によってまったく違う考え方かもしれません。しっかりと業界のことを調べた上で最善のアピールをしていきましょうね。
それでは、また。しぶちゃんでした!